いちばんちいさなうみ

本やマンガ、アイドル、ファッション、カフェ…。好きなものを書きます。

【読書】新潮2019年12月号より『Q-A Night At The Kabuki』/野田秀樹

 

INDEX

 

人生初の『新潮』購入

こういう雑誌がある、ということは分かっていますが、まったく買いません。

ところが、普段行かない本屋を奥に向かって歩いていたら、目立つところに『新潮』がレイアウトされていました。平積みやラックにただ置いているのではなく、目立つ通路のコーナーに、ちゃんと主張されて立体的に立たせていたのです。

普通のことなのはわかりますが…田舎ではこういう本は、その雑誌コーナーの前に平積みされているのしか、わたしはみたことがないのです。

今思えば、発売日であったことが大きな要因だったと思いますが…それにしても、田舎では珍しい光景だったので、一瞬そちらに目を向けたら…

野田秀樹「Q-A Night At The Kabuki」

の文字が。

 

野田さんの、上演中の戯曲が読めちゃう

活字・野田秀樹ファンの方には

「今さらなにを言ってるんだこいつは」

と言われることはわかっています。

わかっていますが…びっくりしました…すみませんほんとになにも知らなくて…(;_;)

その場で購入→近くのカフェに入って、即読書の時間になりました。

f:id:ame_co:20191110125325j:image

これは…読み終わってから、撮った写真です。

最初から最後まで一気に駆け抜けてしまって…表紙が…めちゃくちゃ曲がってる…(笑)

紅茶を頼んだきり、気付いたら1時間半たってて、お店に申し訳なくてすぐ軽食と飲み物を追加注文しました(゚o゚;;

紅茶1杯で居座ってしまってごめんなさい!(食べ終えてテイクアウトのもの買って即お店出ましたほんとごめんなさい)

 

おもしろい…から観たくなる

本を紙袋から出して、はたと、一瞬止まってしまいました。

(あれ…?わたしは…舞台観られないんだよね…?)

東京→大阪→北九州での上演をへて、現在東京に戻ってきた『Q-A Night At The Kabuki』。

まだまだ絶賛上演中(12月11日まで)。

古典や有名作品ならまだしも、今回は新作のお芝居…。

当日券になりますが観に行きたい気持ちはものすごくあって、実はまだ20%くらいの希望を持っているんです。でも、「結局無理なんだろうな」と、内心は思っている…。

だから、ちょっと迷ってしまいました。

とはいえ…目の前にある本を、衝動で買った本を、我慢できますか?

無理でしょ。

ということで読んでしまいました。

観てないのに、目に浮かぶんです。

最後のページにキャストが書いてありますが、その前から、今回は広瀬すずちゃんや志尊淳さんが出ることが、もうわかっています。

年齢的なものもありますが、これは広瀬すずちゃんの台詞だ、など、最後のキャストのページをみていないのに、なぜか読んでいるだけでその人の声で聞こえてくるんです。野田さんの役も相変わらず(笑)なので、すぐわかります。

ト書きでも、「なるほど…」と思うものも多く…「天才だ…」と何度も思いました。

が。

どれだけすごいものを読んでも、わたしは天才ではありません。

絶対、ここに書いた通りで終わることができるわけ、ない、ですよね。

観にいくと、全てがイメージと違うに決まっている!

ト書きの部分も「そういうことだったのか…」「なんであれが、こうなるの!?」となること間違いなし。広瀬すずちゃんの声だって、もしかしたら、テレビで聴いてる声と全然ちがうんじゃないかと思ってしまう…。

だから絶対…観たいですよね…。

観ることを諦めたから読んだはずが…余計読みたくなってしまいました。

www.rubyrubysea.com

 

戯曲が好きな人には、ぜひ読んでほしい

野田さんのお芝居は、すべてが詰まっていると思うんです。

普通は「なんでもかんでも入れようとしちゃダメだ」と思っちゃいませんか?

ごちゃごちゃしちゃうって、習いませんでしたか?実際、なにが言いたいのかわからなくなったりします。特に、初めて書いたものにはなんでも詰め込んじゃうんですよね。それを削いでいくっていうイメージが、あるんですけど。

野田さんは、詰め込んじゃう、イメージ。

詰め込むんだけど、全部が全部繋がっていく、まるでマジック。

あと、言葉遊びがめちゃくちゃおもしろいですよね。ため息が出てしまいます。

戯曲が好きな人って…絶対読むと思いますけど(°▽°)

今回も、間違いないです。

 

そして、観られる人はぜひ、観に行くことをオススメします。

そして…わたしも…みたい…(((T ^ T)))

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。