いちばんちいさなうみ

本やマンガ、アイドル、ファッション、カフェ…。好きなものを書きます。

【読書】天才を殺す凡人【人間関係の悩み】

めちゃくちゃ売れてたので今更ですが、職場がいやな人へのおススメです。

まず、タイトルと表紙のインパクトがすごいですよね。

内容も、すごいんですよ。

INDEX

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 内容

 以下、発行元である日本経済新聞出版社の紹介文を引用しました。

天才肌の女性創業者社長に惚れ込み、起業に加わって10年。会社は大きくなったが、新事業は振るわない。「社長は終わった」などという声も聞こえてくる――。
そんな悩みを抱える広報担当の青野トオルは、謎の犬ケンと出会う。
関西弁と東北弁がまざった珍妙な言葉を使うケンは、トオルの疑問に当意即妙に答えていく。
人間の才能とは何か、なぜ人はすれ違ってしまうのか、私たちは自分の中にどのように才能を見い出し、どうやって伸ばしていけばいいのか。
今最も注目されるビジネス作家が90分で読める物語にまとめた、超・問題作!

◎世の中には「天才」と「秀才」と「凡人」がいる。三者の間にはコミュニケーションの断絶がある。
凡人は天才を理解できず、排斥する。秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない。
秀才は凡人を見下し、凡人は秀才を天才と勘違いしている――。
18年3月16日にネットに配信された「凡人が、天才を殺すことがある理由。――どう社会から「天才」を守るか」と題されたコラムがバズ(BUZZ)った。

◎ビジネスコラムとしては、異例の30万PV、フェイスブックのシェアは2万4000に達した。
またビジネス向けネットメディアであるNewsPicksに転載されると、その反響(コメント)は2200に及んだ。
さらに、このコラムの反響を取り上げた2回目のコラム「天才を殺すのは、実は「秀才」ではないのか?等への回答10選」も、フェイスブックのシェアだけで5000を超え、「天才・秀才・凡人」を巡るネット上の議論はなお続いている。

◎本書はこのコラムをストーリーにし、書籍化するもの。

◎「天才、秀才、凡人の評価軸の違い」「経営におけるアートとサイエンス」「イノベーションと飽き」
「それぞれの人の中にいる天才、秀才、凡人」などの議論を展開していく。

ケンのあたりで、え?何の話?みたいになりませんか?

最後まで謎ではあるんですが、とんでもなく謎な犬です。 言葉とノリがめんどくさいけど教えてくれるならわたしも1週間くらい飼いたい(いや飼ってるわけじゃ…でも餌やったり散歩したりしてるし…飼ってるのかな……)

最初がブログだったのは、買ってから知りました(゜o゜)

だったらブログ読んだ方がいいじゃん!てなるのもわかりますが、この本はストーリー形式になっていて読みやすいです。ケン以外はイメージがしやすい(笑)ので、私は本の方が合ってたと思います。突き刺さりながらもスイスイ読めました。

買うきっかけ

今年になってから、書店で長い間ランクインしていた本です。

その時から気になってはいたけど、最近は専ら小説ばかり読んでいたので躊躇していました。小説ばかりの理由は「職場を忘れたいから」なので、ビジネス書って仕事を思い出すじゃないですか。もちろん。

それでも読んだきっかけは、友達が勧めてくれたからでした。

普段から2人とも本は読みますが、共有しません。私は小説が多く、彼女はビジネス書が多く、また彼女は私の比じゃないくらいの量を読みます。全く違うのがお互いわかっているので「本を読んでいる」ということしか共通点がないんです。

なのに勧めてくれたのは、

私が職場の人間関係に悩んでいたから

です。

そう、ピンポイントだったんです(笑)

最初は乗り気じゃなかった

彼女は私に、まずこれをやってみて、とフローチャートを出しました。言われたとおりに進めていくと、天才に行き当たりました。「やっぱり」と。

「職場には3種類の人間がいてね、もうこれは合わないのは仕方がないの」

と、友達は言ってくれました。 

なのに私、天才に行き着いてしまったことで怖くなってしまって^^;

「合わない人が職場にいるのは普通のことじゃない?みんなうまくできてるのに私がコミュニケーション能力に問題がある(と言われた)だけでしょ?私はなにかと間違うし新しいことを考えられるわけでもないし、天才なはずがない!」と謎の頑固さを見せて、買うまで一カ月かかりました^^;

その一カ月の間「どうして同じ仕事をしているはずなのに感覚も日本語も伝わらない…?なぜ要領の悪いやり方が多数決で支持されるんだ…?」と思うことが本当にたくさん(今もですが)あり、毎日のように思い出していたんです。

何も知らないくせにあんまり思い出すから…

もうこれ………恋じゃん?

¥1500+税で恋煩いが治るならもう…よくない?

と、あっさり買いに行きました。なんの頑固さだったんだ!

感想

結論としては

読んでよかったです(*^▽^*)

日常は何も変わりません。仲良くやっているわけでもありません。相変わらずなにも伝わりません。職場に行くのはなにも変わらず憂鬱です。

でもお互い通じていない時、これは人のタイプが違うから当然なんだ、この人には決まっていることをただ伝えても、多数決で逆の結論に至っているから受け入れることができないんだな、違う方法が必要なんだな、と前よりも具体的に考えるようになりました。そしてこの人達って共感の力がすごいんだ!と今まで感じてなかった長所にも気付いたんです。

また、私は「天才」という言葉にビビッてしまいましたが、すごい人たちもいるのでこの言葉を使っているだけでした。だから私はすごいとかではなかったですし(笑)、全部の要素が私の中にあるのがよくわかりました。

「それぞれの人の中に天才がいる」という言葉が本の中にあります。みんなの中に「少なからず、天才がいる」んです。ちょっと大げさかもしれないですけど、「自分」の存在を許されたような気持になりました。同時に「自分」を出すことが悪だと思っていたことにも、気がつきました。

コミュニケーションで悩んでいる方、ぜひ読んでみてください。

きっと元気付けられると思います。